営農情報

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水稲【出穂~収穫までの管理】

2017年8月10日 更新

●水管理について

矢掛営農センター 江田職員

雑草防除・倒伏防止・発根促進のため、開花初めまでに2回に分けて中耕・培土を実施しましょう。

  • 穂ばらみ期~出穂期は茎葉からの蒸散量が多く、水分不足が幼穂の伸長にも影響するので、この期間は水を切らさないようにしましょう。
  • 出穂後も根の活力維持のため間断かんがいとします。間断かんがいで地固めすると同時に、イネが水を吸収できるようにしながら玄米を太らせます。
  • 落水の時期は、出穂後30~35日を目安とします。早期落水すると、下葉の枯れ上がりが早く、未熟粒や屑米が増加したり、枯れ熟れ状態で胴割れ米や茶米が増加して米の収量、品質が低下します。

病害虫防除について

  • それぞれの病害虫の防除適期に、効果的に防除しましょう。特に出穂前の穂ばらみ期(出穂前10日前後)の防除は大切です。
  • 葉を加害するコブノメイガ、イネツトムシなどが多発した時は、7月(中)下旬~8月上旬頃にルーバン粒剤などの散布が有効です。
  • 散布は株元まで充分に付着するように吹き付け、開花期防除では花が咲く午前9時~午後1時頃は避ける方がよいでしょう。

収穫適期について

収穫適期は大部分の籾が黄化し、青味のある籾の割合が20~5%となった頃です。おおよその目安を出穂後の日平均気温の積算温度から判断し、刈り取りは実際に青味籾の割合を見て決定します。

  • 秋勝り型の生育をした水稲、登熟期が高温の場合は、茎葉や穂軸が青味を残したまま成熟期になることがあるので、茎葉の穂軸の色で判断せずに、籾の色を見て刈り取り時期を判断してください。
  • 刈取が早すぎると青米や未熟粒が多くなります。
  • 刈取が遅すぎると茶米、胴割米の発生や色沢の低下など、品質が悪くなります。
  • 特にヒノヒカリは刈り遅れに注意しましょう。

<収穫適期の目安>

品種名 積算気温(℃) 出穂後日数(日) 青味籾率(%)
あきたこまち 850 約35〜45 20〜5
コシヒカリ 850〜1,200 約35〜45 20〜5
きぬむすめ 950〜1,100 約38〜45 20〜10
ヒノヒカリ 950〜1,100 約38〜45 20〜5
にこまる 1,000〜1,200 約44〜54 20〜6
朝日、アケボノ 900〜1,100 約40〜50 15〜5

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