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黒大豆の植付けと管理

2018年06月11日 更新

 大豆は初期管理が重要です。初期の生育が悪いと、その後の生育にも影響を及ぼします。初期管理をしっかり行い、良い大豆を栽培しましょう。

1.圃場の選定

 日当たり・排水性が良く、夏期乾燥時に畝間かん水が出来る圃場が適しています。

 3年以上連作を続けると減少する恐れがあるので、なるべく避けましょう。

2.圃場の排水対策

 大豆は発芽~生育の初期に湿害をとても受けやすく、発芽不良や生育の揃いが悪くなるなどの影響が考えられます。播種期が梅雨にあたるため、 適期に播種を行うためにも、排水対策は重要です。排水の悪い圃場では必ず排水溝を設け、雨水が停滞するような圃場では、軽く畦を立ててから播種や定植するのをおすすめします。

3.本田準備・施肥

 豆類は根粒菌の発達により窒素供給されるので、元肥は窒素分を控えましょう。開花時に追肥すると、粒の肥大に効果的です。(表1)

 土壌はしっかり耕起し、細かく砕土しましょう。土の塊があると播種作業がし辛く、発芽率も低下します。圃場の土壌水分が適湿な時に砕土・整地しましょう。

表1 大豆の施肥例(kg/10a)

4.種子の準備

 不良な種子はあらかじめ取り除き、病害虫予防のために種子消毒をします。

《種子消毒剤》

  • クルーザーMAXX
    種子1kgあたり8ミリリットル 適用病害虫…アブラムシ類、ネキリムシ類、フタスジヒメハムシ、茎疫病、苗立枯病(ピシウム菌)、紫斑病、鳥害
  • キヒゲンRー2フロアブル
    種子1kgあたり20ミリリットル 適用病害虫…紫斑病、苗立枯病、タネバエ、鳥害

5.播種

 早蒔きは、倒伏や収量・品質低下の原因となります。また天候等により播種時期が遅れた場合は、株間を狭めてやや蜜植にし、収量を確保しましょう。(表2)

 播種直後にまとまった雨が降り、種が水に浸かると、発生率が極端に下がります。また晴天続きで土が乾ききっていると発芽できません。土壌に適度な湿り気がある時に播種を行いましょう。

表2 黒大豆播種の目安

6.植付け方法

《直播栽培》 
省力的ですが、欠株が出やすくなります。1株1粒蒔きを基本とし、圃場条件が悪い場合は1株2粒蒔きとして出芽後に間引いて、1本立てとしましょう。余った種子は補植用に播種しておきます。覆土は種子が見えない程度に1~2cmとしましょう。
《移植栽培》
本田の一角へ苗床を用意して育苗し、移植します。(図1)
 〇苗床面積…本田10aにつき 約12平方メートル
 〇播種間隔…8×5cmに1粒
 〇定植時期…播種後10~14日頃
図1 黒大豆の移植方法

7.その後の管理

 生育初期~中期の間、株間に影が出来るまでは雑草が生えやすいので、播種直後に除草剤、その後は土寄せを行い、防除に努めましょう。土寄せには除草効果の他に倒伏防止・排水性向上・発根促進などの効果があります。

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