営農情報

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水稲【出穂~収穫までの管理】

2018年08月10日 更新

1.水管理について

 土用干し後の水管理は、間断かんがいを基本とします。根を健康に維持することが、登熟歩合の向上や倒伏防止につながります。

◎穂ばらみ期~出穂期は茎葉からの蒸散量が多く、水分不足が幼穂の伸長にも影響するので、この期間は水を切らさないようにしましょう。

◎出穂後も根の活力維持のため間断かんがいとします。間断かんがいで地固めすると同時に、イネが水を吸収できるようにしながら玄米を太らせます。

◎落水の時期は、出穂後30~35日を目安とします。早期落水すると、下葉の枯れ上がりが早く、未熟粒や屑米が増加したり、枯れ熟れ状態で胴割れ米や茶米が増加して米の収量、品質が低下します。

◎落水後も、田面が白く乾かない程度に走り水を行うことで、減収や品質低下を軽減します。

2.病害虫防除について

◎それぞれの病害虫の防除適期に、効果的に防除しましょう。特に出穂前の穂ばらみ期(出穂前10日前後)の防除は大切です。

◎葉を加害するコブノメイガ、イネツトムシなどが多発した時は、7月中・下旬~8月上旬頃にルーバン粒剤などの散布が有効です。

◎散布は株元まで充分に付着するように吹き付け、開花期防除では花が咲く午前9時~午後1時頃は避ける方がよいでしょう。

◎防除後は効果を確認して、病気が広がったり、虫が生き残っている場合は、追加防除してください。

3.収穫適期について

 収穫適期は大部分の籾が黄化し、青味のある籾の割合が20~5%となった頃です。おおよその目安を出穂後の日平均気温の積算温度から判断し、刈り取りは実際に青味籾の割合を見て決定します。

<収穫適期の目安>

◎秋勝り型の生育をした水稲、登熟期が高温の場合は、茎葉や穂軸が青味を残したまま成熟期になることがあるので、茎葉の穂軸の色で判断せずに、籾の色を見て刈り取り時期を判断してください。

◎刈取が早すぎると青米や未熟粒が多くなります。
 刈取が遅すぎると茶米、胴割米の発生や色沢の低下など、品質が悪くなります。
 特にヒノヒカリは刈り遅れに注意しましょう。

◎収穫後の高水分の籾をコンバイン袋のまま貯留しておくと品質低下の原因となります。収穫後は直ちに乾燥作業に移れるよう収穫・乾燥・調製機械は、早めに点検・整備しておきましょう。

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