営農情報

JA倉敷かさやの営農情報をご案内いたします。

そらまめ

2018年09月10日 更新

倉敷営農センター 林

 暑さ寒さに弱いものの、幼苗期は比較的、寒さに耐えます。そこで、秋に種まきして幼苗のうちに冬越しさせます。2粒まきしたあと、すぐに鳥よけ用の被覆資材をかぶせれば、防寒対策にもなり一石二鳥。

 生育が活発になる春に摘芯し、養分をさやに回して、ふっくらとした豆に育てましょう。

1、畑の準備

 同じマメ科野菜を連続して作ると、収量が極端に落ちるなどの連作障害を起こしやすいため、4~5年はマメ科野菜を作っていない畑に作付けます。酸性の土では生育不良を起こすので、事前に苦土石灰を散布し、土壌酸度を調整します。また、マメ科植物は根に共生する根粒菌が空気中の窒素を固定し、植物に供給するため、肥料(とくに窒素分)を施しすぎると実つきが悪くなるので注意しましょう。

2、種まき

 種は、黒い筋の入った「お歯黒」とよばれる部分を斜め下に向け、立てるようにしてまきます。地面と水平に種を横たえると、雨が降った時になど、湿気がたまって腐りやすくなります。発芽率があまり良くないので、1か所に2粒まきます。2粒まきすることで競い合って、しっかりした株に育ちます。

3、その後の管理 適期に追肥と摘芯を

 鳥よけと霜よけを兼ねて、種をまいたらすぐに寒冷紗などの被覆資材をべた掛けします。

 翌春、草丈40~50cmになったらべた掛けを外し、追肥します。同時に支柱を立て、強風による枝折れや、さやの重みによる倒状を防ぎます。このあと、草丈80cm程度のときに、主枝と側枝の生長点を摘芯し、養分が花や実に回るようにします。

 間引きせず、茎は1株当たり7~8本あれば十分なので、混みすぎていたら細い茎を株元から切り取り、風通しをよくしましょう。

収穫 さやが垂れたらもぎ取る

 未熟なさやは上を向いていますが、熟すと下に垂れ下がります。つんと空を向いていたさやが、丸々と太って重みで垂れたら順次、収穫します。下を向いた小さいさやは、それ以上大きく育たないので、小さくても垂れたら収穫しましょう。

 ソラマメは「おいしいのは3日だけ」といわれます。とり遅れに気をつけ、収穫後は鮮度が落ちやすいので、できるだけその日のうちに食べきりましょう。

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