営農情報

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葉牡丹(ハボタン)の栽培管理について

2017年6月10日 更新

笠岡営農センター 今城職員

ハボタンは地中海沿岸に野生するブラッシカ・オレラケア種の変種の多年生草です。ブラッシカ・オレラケアの変種にはキャベツ、ブロッコリー・カリフラワー・ケールなどがあり、日本へは食用としてケールまたはキャベツが鎌倉時代中期~江戸時代初期の間に渡来し、江戸時代中期になってから葉色を楽しむ現在のハボタンの作出、品種改良が行われてきたとされています。花壇や門松等に需要には大株が利用されているが最近では玄関先の寄植えやプランター栽培に直径が小さく可愛いポット苗が用いられることが多い。

【栽培環境】

  • 丸葉種……大阪丸葉系(はと系・つぐみ系)、東京丸葉系(つづみシリーズ)
  • ちりめん種……紅かもめ、白かもめ、紅すずめ、白すずめ
  • 切れ葉種……紅くじゃく、白くじゃく、紅さんご、白さんご

【主な品種】

  • 生育適温は15℃~20℃で、10℃以下で生育停止するが寒さには強い。発色は平均気温が15℃、最低気温が10℃以下になると進む。
  • 土壌は特に選ばないが、有機質に富んだ保水・排水性のよい土壌が適する。

【栽培管理】

◎播種及び播種後の管理

  • 種子10mlあたり1,600~2,000粒程度で4号ポット10a当たり260ml~360ml準備する。
  • 高温期での播種のため新品の用土を使用する。セルトレイ等を準備し培地を詰めた後1穴1粒播種しバーミキュライトの細粒で覆土する。
  • 播種後十分かん水し、3~4日で5割程度発芽を確認したら加湿にならないようにかん水を行い、徒長を防ぐ。

◎定植

  • 播種後25~30日、本葉3~4枚時に4号ポリポットに定植を行う。用土は保水・排水性のよい用土を用いる。

◎施肥

  • 液肥を発芽揃い後から週に1回、2~3回施用する。(※液肥の種類が何種類かあるので内容(倍率・使用時期等)を要確認)生育初期~中期に肥切れをおこすと葉数が少なくなり、商品価値が下がるので注意する。
  • 逆に生育後期まで肥料分が残ると発色が悪くなるので10月以降の追肥は控える。

◎病害虫防除

  • キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科の仲間で、それらと同じような病害虫に侵されることがある。
  • 病害……立枯病・べと病・うどんこ病等
  • 虫害……コナガ・ヨトウムシ・アオムシ等
栽培カレンダー(一般的作型)

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