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夏野菜の健康診断と追肥について

2017年6月10日 更新

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春先に定植した夏野菜もどんどん大きくなり、畑が賑やかになってきましたね!今月は、夏野菜の健康診断と追肥について取り上げます。

1.夏野菜の健康診断

定植後の野菜がどんな状態か、栄養が足りているかなど、簡単な診断をし、適切な追肥・管理の目安にしましょう。

○トマト

株の上端から約15cmまでの茎の太さ、葉の巻き具合、葉色などを見て判断できます(図1)。

正常であれば、茎の太さが1~1.2cm、葉はやや下に曲がり、少しだけ巻いています。これに対し、茎が太く、節間が狭く、葉面に凹凸ができ内側に向かってぐるりと巻いてくれば、草勢が強く肥料(特に窒素分)が効きすぎているサインです。逆に、茎が細くて節間が間延びし、葉色が淡く、葉が上に向かってY字形についていれば樹が弱っているサイン。追肥や水やりが必要です。

図1 トマトの栄養診断の目安

○ナス(ピーマン)

切り戻し剪定

ナスは花の状態で栄養状態が判断できます(図2)。

雄しべの中から雌しべの柱頭が飛び出しているのが、健全なサインです。ピーマンも同じように花の状態で栄養状態の診断ができます。

また、葉は上向きで色つやが良く茎も太い株は栄養状態が良好で、反対に下葉が垂れ下がり花の上に展開葉が少ないと栄養不足気味なので、追肥や水やりが必要です。

○キュウリ

本葉15~18枚程度の頃、開花節から先端の生長点までに展開葉が5~6枚あり、開花節の側枝が小指以上の長さなら、栄養状態は良好と言えます。展開葉が少なかったり側枝が短い場合は、草勢が弱まっているので追肥や水やりが必要です。

2.夏野菜の追肥

野菜の健康診断で栄養不足と判断される場合には、追肥を行いましょう。表1に品目ごとの追肥のやり方の目安を示します。株の状態を見ながら、適宜追肥のタイミングを調整しましょう。

追肥を施す位置は、基本的に作物の根群の先端あたりが最も効率がよく、目安としては、株元から最も離れた地上部の葉やつるの先端の下あたりです。始めは株元から15~20cm付近、次は少し離れた畝の肩や株間に、溝肥や穴肥にするか、薄い液肥を潅水代わりに与えましょう。追肥には、速く効く速効性肥料を含んだものを用い、特に流亡しやすいチッソ肥料やカリ肥料が切れないよう注意しましょう。

品目名 追肥時期 備考
トマト 1回目 第一段花房ピンポン玉大
その後奇数段の花房がつく頃、必要に応じて
吸肥力が高い
木ボケに注意
ナス 1回目 1番花の収穫時期
その後1週間〜10日おき
7月下旬草勢弱い場合は更新剪定を
キュウリ 1回目 1番花の収穫時期
その後10日〜2週間おき
根が細い浅い
肥料切れ・水切れ厳禁
ピーマン 1回目 第一果肥大時
2回目 収穫盛期
多肥を好む
ゴーヤ 1回目 1番花の収穫時期
その後2週間おき
 
オクラ 1回目 つる40cm
2回目 果実がこぶし大
吸肥力が強い
かぼちゃ 草丈40〜50cm つるの先端付近に施肥
葉茂りすぎは肥料過多
とうもろこし    

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