営農情報

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エンドウの栽培方法

2017年10月10日 更新

1.栽培のポイント

倉敷営農センター 加計職員
  • 過湿に弱く、土壌水分の多いところでは、根腐れを起こし生育が悪くなります。水はけと日当たりの良い場所を選びましょう。
  • 酸性土に弱いのでpH調整しましょう。
  • 連作を嫌うので、3~5年間は同じ場所を避けましょう。
  • 寒さには強いが、暑さに弱い作物で、生育適温は15~20℃です。
  • 低温にあたることで花芽分化が進むことから、秋まき春採り栽培が一般的ですが、株が大きくなると耐寒性が失われてきますので早まきは避けましょう。
  • 食べる部分でサヤエンドウと実エンドウに、さらに両方を食べるスナップエンドウに分けられます。

2.畑の準備

  1. 種まきの半月くらい前に、1㎡当たり堆肥2~3㎏と苦土石灰150gを施して耕します。
  2. 基肥に化成肥料を1㎡当たり、60~70g施します。
  3. 高さ15㎝程度の畦をたてます。畦幅はわい性種で90㎝、高性種で1.2~1.5mの1条植えにします。畦の方向は南北畦が生育が良いです。

注)ナスなどの果菜類の後作や肥沃な畑では、基肥を半量か無しで始めます。

3. 種まき

  • 種まきは、10月下旬~11月中旬に行ないます。
  • 株間30~35㎝(スナップは20㎝)間隔に4~5粒点播きして、2㎝ほど覆土します。

注)スナップエンドウは、早播きして大きくなりすぎると寒害を受けやすいので11月中旬播きとします。

4.管理

  1. 中耕・土寄せ
    • 年内に、軽く中耕除草と土寄せをします。
  2. 防寒
    • 2月中下旬に株元に薄く堆肥などを敷くとともに、畦にワラを立てかけるか、支柱を早めに立て、地上30㎝くらいに縄またはテープを張って、ワラなどをたれ下げます。敷きワラの上に出たつるはよけいに寒害を受けやすいので注意します。
    • 防寒対策は株元にワラや刈草を敷いたり、不織布などで覆うとよいでしょう。
  3. かん水
    • 冬期や開花期以降に乾燥が続くときは、暖かい日の午前中にかん水します。
  4. 支柱立て
    • つるが伸び始める頃までに、長さ2.1m位の支柱を垂直に立て、最上段は針金を張り、最下段は地面から30㎝とし、その上から45㎝おきにテープを3段に張ります。面積が広いときはキュウリネットなどを利用すると便利です。
  5. 追肥
    • 追肥は開花始めごろから1~2回に分けて施します。
    • 1回の施用量は、化成肥料を1㎡当たり、40~50g 程度としますが、エンドウは肥料のやり過ぎに注意しましょう。冬、葉のふちが赤くなるのは寒さによる害です。
  6. つるの仕立て方
    • 3月下旬以後に発生する側枝は、早めに摘み取り過繁茂を防ぎます。

5. 病害虫防除

  • 立枯病は、連作を避け排水を良くします。
  • アブラムシ、うどんこ病、ハモグリバエの発生に注意し、早めに防除します。

6. 収穫

  • サヤエンドウは種がふくらむまでには収穫します。また、サヤエンドウの収穫適期は開花後25日くらいですが、これを過ぎると硬くなります。
  • 実エンドウは、種が十分ふくらみ、さやの緑色が抜け始めるころに収穫します。

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