営農情報

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べと病について

2017年11月10日 更新

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1.ベと病の特徴

ベと病は、ネギ、タマネギをはじめキャベツ、ハクサイなど多くの野菜に感染します。10~15度の比較的低温で降雨が続くと発生しやすくなります。感染力が高く、発病すると急速にまん延するのが特徴です。

病原菌は卵菌類と呼ばれるカビの一種で、胞子を形成して空気伝染します。また被害株の残さとともに土壌中に残って次作にも影響します。発生を確認した場合は速やかに対処しましょう。

2.べと病の症状

べと病は植物の種類ごとに原因となる菌や症状が異なります。共通している症状として、葉脈の間に淡黄色~白黄色の病斑が現れ、湿度が高いと葉裏に灰白色のカビが生えます。うどんこ病の症状と似ていますが、胞子が葉の表ではなく裏に作られるのが大きな違いです。病斑はステンドグラス状だったり、輪郭がはっきりしなかったりとさまざま。いずれの場合も、病状が進行すると葉っぱが黄色く変色して、破れや落葉が起こり、ひどくなると株全体が弱って枯れてしまいます。

3.ベと病の予防と防除

《ベと病の発生を防ぐポイント》

☆発病した圃場での連作は避ける。
☆発病した株はすぐに抜き取り、処分する。
☆圃場の排水を良くし、密植は避けて風通しを良くする。
☆敷きワラやビニールマルチにより土壌からの感染を少なくする。

《ベと病の防除》

  • 表を参考に、薬剤で防除しましょう。
  • 予防的に散布するのがオススメです。発生が助長される前に、薬剤防除で病気の予防をしておきましょう。
  • べと病は主に葉の裏表にある気孔から侵入するので、薬剤散布は葉の裏表にまんべんなく行いましょう。
図1

お酢でべと病対策!

図

発生初期のベと病なら、食酢を使うことで農薬を使わず防除ができるよ!酢の強い酸性で病原菌を弱める効果があるんだ。匂いがかなりきついので、使用する際は注意してね!

《お酢を使った防除液の作り方》

酢を30~50倍くらいに薄めた液体に、トウガラシを漬け込んだら完成。葉の表裏にしっかりと液がしたたるくらいに吹きかけましょう。ベと病がまん延した段階では効果が薄いので、発生初期に使用するようにしましょう。

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