営農情報

JA倉敷かさやの営農情報をご案内いたします。

農作業の安全について

2018年03月09日 更新

マンガ

1.春の農作業安全確認運動

3月から5月は、春の農作業安全確認運動月間です。毎年350件前後発生している農作業死亡事故を減少させるためには、一人一人の安全意識の向上が不可欠です。さらに家族間での「声かけ」で、周囲が一緒になって注意喚起を行なうことで、事故の未然防止に繋がります。トラクター乗車時のシートベルト・ヘルメット着用をはじめ、農作業時には事故に注意し、しっかり安全を確保しましょう。

2.平成28年の事故発生状況

平成28年の農作業死亡事故件数は312件で、前年より26件減少しました。農業機械作業に係る事故が最も多く、全体の約7割を占めています(図1)。事故発生状況としては、乗用型トラクターでは「機械の転落・転倒」が、歩行型トラクターでは「挟まれ」が最も多くを占めていました。

図1.要因別の死亡事故発生状況(平成28年全国)

図1.要因別の死亡事故発生状況(平成28年全国)

3.トラクターの事故防止

乗用型トラクターの死亡事故原因の大半は、道路からの転落や圃場での横転によるものです。そのほか、公道で右折時に後続車からの追突事故、サイドブレーキのかけ忘れなどによる事故も増えています。こうした事故を防ぐためには、十分な安全確認や事故の予防対策を講じることが重要です。

《トラクターの事故対策》

①シートベルトとヘルメットの着用
 シートベルトを着用していなかったために、傾斜での横転時や車両による追突時に運転席から投げ出されたり、頭部を強打したりするケースが少なくありません。農機の運転時には必ずシートベルトを着用しましょう。また、頭部を強打する事故の防止策として、ヘルメットの着用が有効です。

低速車マーク

②低速車マークや反射板を取り付ける
 公道では、後続車に分かりやすい位置に「低速車マーク」や「反射板」を取り付けましょう。また、運転前にはマークや反射板が見えやすいか、汚れていないかチェックしましょう。

③安全キャブ・フレームの装着
 転落や転倒時に下敷きになる交通事故の防止には、車体に安全キャブ・フレーム等の安全装備が効果的。安全装備の整ったものを使いましょう。安全フレームは倒さず使いましょう。

④ブレーキ連結の確認
 農作業前後の道路走行前には必ずブレーキを連結しましょう。連結していないと、ブレーキを踏んだ時に急旋回して事故につながる恐れがあります。

4.動力草刈機の事故防止

草刈作業から大きな事故につながるケースもあります。慣れているからといって気を抜かず、安全に作業を行ないましょう。

《草刈中の事故の事例と対策》

事例…傾斜面で滑って転倒、刃が接触した
→傾斜面に小段の設置、滑りにくい靴の着用

事例…回転刃が石に接触し小石やチップが飛散した
→ゴーグル・フェイスカバーなど防護の徹底、飛散物カバーをはずさない

事例…草むらの中にあった杭や空き缶に気づかず接触した
→慣れた場所でも作業前に事前確認を

事例…刃に詰まった草を、エンジンを停止せずに取ろうとして手を負傷した
→必ずエンジンを切る

農作業事故防止のポイント

図

農作業事故は事前の事故予防が大事!

不幸な事故を防ぐために、日頃からできる対策をしっかり行おう!

①携帯電話は常に携帯しよう!
 一人で作業を行っていて事故にあった場合、まずは緊急事態を他人に伝え、救助を頼むこと。その為には携帯電話が不可欠です。どんなに近い場所での作業でも、携帯電話は必ず携帯し、事故時に身体から離れないようしっかり身に着けておきましょう。

②水分補給と体調管理はしっかりと!
 暑くなってくると熱中症も心配です。極端に暑くない日でも、作業内容や場所、体調によって熱中症が引き起こされてしまうこともあります。農作業中は水分補給を心がけ、少しでも体調が悪い時は無理をしないよう気を付けましょう。

③服用中の薬の注意を守ろう!
 服用中の薬がある場合は、それぞれの薬の注意書きをしっかり確認し、守りましょう。服用後眠くなるなどの薬を服用した場合は、農作業を避けましょう。

ページの先頭へ