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夏野菜の栽培管理

2018年05月10日 更新

夏野菜を植えるのに適した時期は、「八十八夜を過ぎてから」今年の八十八夜は5月2日になります。様々な野菜の植え付けや管理など、作業も増えて忙しい季節ですね。栽培管理で夏野菜の出来や収穫量も向上します!

1.苗の準備

野菜類の苗は平均気温15度以上で、晩霜の恐れがなくなった5月上中旬頃に定植しましょう。

苗選びのポイントは、
○双葉がしっかりとしていて、本葉が肉厚で葉色が濃い
○節間が詰まって茎が太い
○根鉢が大き目でしっかり張っている
○病害虫がついていない

以上のような点に注意して、苗を選びましょう。

2.定植時のポイント

○地温の確保!
最大のポイントは地温の確保です。定植数日前からマルチをかけ、地温を高めておきましょう。

○深植えしない
深植えすると、水がたまりやすくなり、病害や活着不良の原因になります。
植え付けの深さは鉢土表面が見える程度か、地表よりやや高めにしましょう。

○水分管理
定植前に、植穴へたっぷり水分を与えましょう。根鉢を崩さないよう丁寧に植え付け、土を軽くかけて株元を押さえましょう。

○定植は晴天日の午前中に行いましょう。

3.作物ごとの管理

トマト

《特徴》
 ビタミン豊富で夏バテにも効果的。肉の臭みや脂っこさも消してくれます。

《連作障害》
 トマトを含め、ナス科との連作は連作障害を引き起こしやすいので、4~5年空ける様にしましょう。

《支柱立て》
 浅植えで植え付けるため、支柱を立てます。横に棒を渡して頑丈にしましょう。また、乾燥防止・病害虫予防に、畝全体を敷きわら等で覆いましょう。(植え付け間のマルチでも良い)

《わき芽摘み》
 わき芽がよく伸びます。美味しい実を育てるため、見つけ次第指でかきとるか、消毒したハサミで切り落としましょう。

図:トマトの整枝

図:トマトの整枝

トウモロコシ(スイートコーン)

《特徴》
 食物繊維やカルシウム、ビタミンが豊富です。コレステロールを下げ、動脈硬化に対しても予防効果があるので、生活習慣病が気になる方には積極的に摂取していただきたい野菜です。
 また、スイートコーンは、収穫から1時間で甘みが半減するといわれています。とれたてを茹でた美味しさは絶品!

《栽培管理》
 種まきから収穫まで約3ヶ月と生長期間が短いため、肥沃な土地でなければ良 い収穫がえられません。予め元肥をたっぷりと施しておくことが大切です。
また、水はけの良い軽い土質を好むので、やや乾燥気味に育てましょう。

《病害虫》
 アブラムシなど害虫が多発しやすいので、病気よりも害虫の対策が重要です。(表1)
 また、実が小さいうちはカラス避けも大切です。

表1 害虫による被害

☆他にも様々な野菜を育てる適期です。
梅雨の前で、水分管理も大事な作業ですね。
熱中症にならない様、十分に気をつけながら作業をしましょう。

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