営農情報

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水稲の育苗について

2019年05月10日 更新

 立夏(5月6日)を向かえ、暦の上では夏となりました。中国地方における長期気象予報では、5月の気温は平年より高い確立(50%)となっております。熱中症にも気をつけながら農作業を行いましょう。

1.育苗中の病害

 苗の様子がおかしい場合は病気に感染している可能性があります。状態の確認を行い、異常が見られる場合はJA資材店舗までお問い合わせください。

《苗立枯病について》

 育苗中にカビが生え、発芽不良となるものが苗立枯病です。症状は菌の種類によって様々です。(図1)

図1.苗立枯病の病状(写真提供:井笠農業普及センター)

 育苗シート内で高温・多湿になると、菌が繁殖しやすく、苗立枯病が発生し易くなります。育苗中の温度管理に注意し、シートの開閉を行いましょう。

 予防は、播種時にダコニール1000とタチガレエースM液剤の500倍液を1箱当り500ミリリットル灌注しましょう。前年、苗立枯病が発生した場合は、育苗箱の消毒を行いましょう。(イチバン乳剤1000倍液に浸す)

○育苗時のトラブルと対処法

  • 苗の生育が悪い、なかなか伸びない、葉が黄化する。
     一箱あたりの籾を播く量が多いと、苗の密度が高すぎて蒸れたり、栄養・水分不足で生育が悪くなってしまいます。また厚播きは根上がりや徒長の原因にもなります。一箱あたりの播種量は適切にし、均一に薄播きを心がけましょう。
  • 苗が白化した。
     被覆を除去する際、急に強い光に当てると白化現象を起こす事があります。被覆除去は曇天や朝、夕方など光が弱い時に行って緑化を促しましょう。また、晴天時の日中に被覆したまま、中の温度が35℃以上になると、白化現象が発生しやすいので要注意です。気温が上がりそうな日は被覆を取って、風通しを良くしましょう。

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