営農情報

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アスターの栽培管理について

2019年4月10日 更新

  • 原産地中国北部(日本へは江戸時代中期に渡来)
  • 別 名和名 蝦夷菊 薩摩菊
    英名 チャイナアスター
  • 名前の由来ギリシャ語が由来「星の形」の意味
笠岡営農センター今城職員

1.作型

作型

定植時期(本葉5~6枚のころ) 切花(高温期では早朝の涼しい時に、4~5輪開花した頃)

2.栽培のポイント

  • 湿害には弱いので、転作田では畝立て栽培とする。
  • 病害虫防除を徹底する。(シンクイムシ・灰色かび病)
  • 土壌に対する適応性は広く、砂土~粘質土まで栽培可能である。根は酸素要求量が大きく乾燥には耐えるが、過湿には弱い。弱酸性を好む。(PH5.5~6.5)
  • 連作を嫌うため、同一ほ場での栽培は4年以上あけるか土壌消毒を行う。

3.栽培方法

  • ほ場準備育苗
    • 荒起こし前に、堆肥を施用して深耕しておく。
  • 品種
    • 草姿がよいこと、開花揃いがよいことなど市場性を考慮する。
  • 育苗方法(地床)
    ※専用培土による箱育苗、セルトレイ、ペーパーポットでも可
    • 10a当たりの苗床面積は100~120平方メートル必要であり、種子は400ml準備する。
    • 1m幅の平畝をつくり、定規や板切れですじを付ける。
    • 10cm間隔の条播とし、腐葉土などで覆土を行い、表土がしまるのを防ぐ。
    • 発芽するまでは寒冷紗(新聞紙)をかけて保湿性を高める。
    • 発芽適温は15~20℃であり、低温期にはハウス内で育苗を行い、発芽を促進させる。
    • 発芽揃い後は密生部を3cm間隔に間引き健苗を育成する。

4.定植

  • 定植1ヶ月前に堆肥を施用し、PH6.0~6.5になるように酸度矯正し基肥を施しておく。
  • 露地栽培では畝幅70~90cm、条間30cm、株間12~15cmの2条植え、100平方メートル当たり1,500~2,400本とする。
  • 施設栽培では畝幅120cm、条間15cm、株間15cmの5条植え、100平方メートルあたり2,800本とする。
  • 施肥量は、ほ場や品種によって異なるため窒素総量当たり2~3kgの範囲で施肥する。
  • 追肥は、定植後1か月後~生育を見て2~3回に分けて施用する。

施肥例

5.栽培管理

  • 中耕・土寄せ(露地)
    • 草丈が25㎝のころに、できれば早目に追肥、中耕、除草を兼ねて土寄せを行う。
    • 土寄せにより2次根の発生を促し、根の老化を防止する。
  • かん水
    • 生育初期は、十分かん水して、生育を促進させる。6~7月の梅雨期は加湿にならないように排水溝の整備を行う。
      (乾燥すると、草丈が不足するので、乾燥時にはかん水を行う。)
  • ネット張り
    • 12~15㎝角目の幅60㎝のフラワーネットを張り倒伏を防止する。
    • 支柱は1~2mおきに立てネットをしっかりと張る。

6.病害虫防除

  • 病害は立枯れ性病害(萎ちょう病・立枯病・萎ちょう細菌病)が発生しやすいので連作は避け、また種子消毒を行う。
  • 梅雨期夏期には灰色かび病、斑点病、さび病が発生しやすい。
  • 害虫は防除困難な害虫が多いので早期防除を行う。
    (アブラムシ・ウリハムシ・エゾキクシンクイムシ・スリップス・ダニ等)

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