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冬場の寒さ対策について

2018年12月10日 更新

 日に日に寒さも深まりつつあります。今年も残すところ僅かとなってきましたね。今回は冬の防寒対策についてお話します。

1.畑の寒さ対策

 冬場の低温や凍結は作物の生育を妨げ、葉の黄化など品質低下の原因になります。

 霜が降りるまでに防寒対策を行ないましょう。

 手軽な対策としては、稲わらや、もみ殻を使ったマルチがあります。土壌の保温効果と乾燥防止に効果的です。竹笹やタテズを壁にして北風を防ぐ防寒効果もあります。また、野菜の寒さ対策には「被覆資材」の利用が効果的です。被覆資材には霜よけ、虫鳥害防除、発芽促進など様々な効果があります。有効に活用し、冬野菜を健全に育成しましょう。

2.被覆資材の種類

①被覆資材の種類と特徴

 被覆資材には次のような種類や効果があります(表)。

表 被覆資材の種類と特徴

 冬~春にかけて使用できるのは、べたがけシートです。適度な保温性と通気性で冬の防霜効果が高く、透光性も高いので生育を良好に保ちます。春には植え付け時期を早めたり、虫除けとしても有効です。

 寒冷紗は、冬の防霜効果と、夏の高温や強い日差しを防ぐ効果を併せ持っています。防虫防鳥としても年間を通じて使用出来ます。トンネル資材との併用が必要です。それぞれに特徴があるので、用途に合ったものを選びましょう。

②被覆資材のかけ方

《べたがけ》

 支柱を使わず、野菜を直接被覆する方法で、べたがけシートを使用します。軽くて柔らかいので、野菜に負担をかけたり引っかかることがありません。シートの端は土に埋めたり、留め具を使って固定しましょう。(端は二重にすると破れにくいです)

 資材も要らず手軽ですが、風などで野菜が擦れる、保温性がやや劣るなどの難点もあります。ホウレンソウやコマツナなどの寒さに強い野菜に適しています。

《トンネルがけ》

 支柱を使い、トンネル状に被覆する方法です(図)。べたがけシート、寒冷紗のどちらでも使用できます。べたがけに比べると保温性に優れ、雨風をしっかり防ぎますが、資材代や手間がかかります。

図  トンネルがけの方法

 適した野菜はエンドウやソラマメ、ニンジン、カブなどです。畝幅が広い場合は、トンネルがけ資材を横に複数並べて挿し、その上から一緒に被覆する「うきがけ」という方法もあります。

3.野菜の管理

《土寄せ》

 ダイコンやハクサイなどは、株元を寒さから守るために土寄せをします。また、ハクサイは外葉を縛っておくと、結球部分の防寒が出来ます。

 厳しい寒さが身に応えるのは人間も野菜も一緒です。春の収穫を楽しみに、ひと手間かけてあげましょう。

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