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土づくり

2018年12月10日 更新

1.野菜作りに適した土とは

倉敷営農センター 加計職員

①水はけがよいこと
②通気性がよいこと
③保水力、保肥力があることの3点を兼ね備えた土が理想的。土は、大小の粒子からできていますが、粒子が腐食などを接着剤として塊となり、塊同士のすきまに空気や水が入り込むと、①②③の条件を満たした良い土になります。

 こういった土に石灰を投入して土壌酸度を調え、肥料分を加えると、野菜作りに最適な土になります。

2.いい土かどうかの判別方法(表1)

 いくつかの方法があります。

土質の区分(表1)
  • ①水やりの後に溜まらず、すぐに水が引く。
  • ②畑に棒を垂直に挿して、楽に潜り込む深さが30cm以上ある。
  • ③土を少量の水で湿らせて、細長くこねると、鉛筆くらいの太さにまとまる。

 ①~③のすべての条件がそろえば、いい土といえます。

3.野菜作りに適していない土の改良方法

 粘土質の多い土は、水はけと通気性が悪い場合が多いので籾殻やバーク堆肥、パーライトなどを投入してよく混合させるとよいでしょう。

 反対に、固まらない土は砂が多く、保水力・保肥力に劣ります。このような場合は、良質な堆肥や腐葉土を通常より多く施用します。

4.なぜ酸度調整が必要なのか

 野菜の生育にはPH5.5~7.0程度の弱酸性から中性の土が適しています。

 しかし、日本の土壌は火山灰土が多く、雨などの影響も加わって、何もしないままだと酸性に傾いていくため、アルカリ性の石灰質肥料(苦土石灰など)を散布して生育に適した酸度に調整します。

 特殊な条件下でまれにアルカリ質に傾くことがありますが、この場合は石灰の施用を中止し、肥料は硫安や過リン酸石灰などの酸性資材を使用します。

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