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ナス・トマトの栽培管理のポイント

2019年6月10日 更新

倉敷営農センター牧野職員

 春に植え付けた果菜類の苗も大きくなってきたことと思います。

 梅雨の間と梅雨明け後は生育環境の変化が激しいので梅雨明け後は厚めに敷きわらを引くなどして乾燥や地温の上昇を防ぐことが大切になってきます。その中で今回は、ナス・トマトの栽培管理を取り上げます。

1.主な野菜の整枝

  • ナス…主枝を3~4本仕立てにします。枝が水平に近くなると生育が鈍ってくるので、つり上げたりせん定します。(図1)
図1
  • トマト…わき芽は小さいうちにつみとって一本立てとし、支柱の高さまで伸びたら最上段花房の上の葉を2~3枚残して摘芯します。(図2)
図2

2.生育診断と樹勢調節

〈ナス〉

1.生育診断のために観察するところ
(図3ー1、図3ー2)
①開花している花から生長点の間にある葉の枚数
②雌しべと雄しべの長さの比較
2.標準的な追肥の仕方
①開始時期→第1果の収穫直前 その後は10~14日おきに行う。
②1回あたりの量 化成肥料で1回あたり200~300g/10平方メートル
3.樹勢が弱いと判断した場合の対策
①小さめで収穫する。特に初期から生育が悪い場合は第1花は花の時期に取り除く。
②誘引を遅らす。
③こまめにかん水すると同時に追肥間隔を短くする。
4.樹勢が強いと判断した場合の対策
①やや大きめで収穫する。
②誘引をやや早めから行い、強い枝を折れない程度に寝かす。
③追肥開始時期をやや遅らす。
図3-1
図3-2

〈トマト〉

1.生育診断のために観察するところ(図4)
①先端付近の葉の巻き具合
②茎の太さ
2.標準的な追肥の仕方
①開始時期 第1果房が10円玉~ピンポン玉の大きさになった時 その後は奇数段が開花した時
②1回あたりの量 化成肥料で1回あたり200g/10平方メートル
3.樹勢が弱いと判断した場合の対策
①1果房を2~3果に摘果する。
②着果負担が十分にかかっている時期は、追肥やかん水間隔を短くする。
4.樹勢が強いと判断した場合の対策
①追肥の開始時期を遅らす。
図4

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