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イモ類の収穫と貯蔵について

2019年10月10日 更新

 日も短くなり、徐々に肌寒くなってきました。ホクホクのイモが食べたくなる時期ですね。サツマイモ・ジャガイモの収穫と貯蔵についてお話します。

1.サツマイモ

◆収穫

 サツマイモの収穫適期は、植付けから約4か月、9月中旬から11月頃です。1株掘って、イモの出来を確認して適期を見極めましょう。

 サツマイモは寒さに弱く、霜が当たると傷んでしまうので、霜が降りる前に収穫しましょう。雨が降った後などは水分が多く腐り易くなるので、晴天が続く日を選びましょう。

《ポイント》

 サツマイモは大きく育ってしまうと甘みが少なくなります。甘いサツマイモを収穫する為には、収穫前に「試し掘り」を行いましょう。収穫の1か月前に行い、成長度合いを確認して収穫する時期を決めると良いでしょう。

◆貯蔵

 サツマイモは収穫してすぐより、保存する事で甘みが増します。サツマイモのデンプンが糖に変わるのに必要な時間は最低2週間。より美味しく食べる為には、適切な貯蔵を行うことが大切です。

 サツマイモは寒さに弱く、9℃以下になると腐敗してしまいます。逆に18℃を超えると芽が出て養分を消耗する為、食味は落ちると思います。その為、冷蔵庫での保存は避け、温度管理に注意して貯蔵しましょう。

《貯蔵の手順》

  1. ①傷の無いものを選別します。傷のあるものは傷みやすいので、早めに使い切る様にしましょう。
  2. ②泥つきのまま日陰で3~5日乾かします。
  3. ③乾いた泥を軽く落とし、もみ殻があればもみ殻と一緒に、無ければ1つずつ新聞紙で包んで、ダンボールや発泡スチロールに入れます。
  4. ④蓋をして、通気穴を開けて風通しを良くし、室内の温度変化の少ない場所で保存しましょう。

2.ジャガイモ

◆収穫(秋植え)

 ジャガイモの収穫適期は、植付けから約3か月、12月頃です。初霜が降ると一気に茎葉が枯れるので、その頃が収穫の目安です。2度目の霜が降るとジャガイモが凍結する場合もあるので、早めに収穫しましょう。収穫は晴天が続き、イモに土がつきにくい状態で行いましょう。

◆貯蔵

 寒さに強く、貯蔵温度は0~10℃が適温です。冷蔵庫の野菜室や室内の冷暗所で保存しましょう。収穫してから風通しの良い場所で重ならない様に並べてイモの表面を乾燥させ、水洗いはせず土を軽くはらって保存しましょう。

《ポイント》

①光を当てない

 ジャガイモは光を浴びると萌芽し、有毒物質の「ソラニン」を増加させます。保存する際は、日光だけでなく、蛍光灯など光が当る場所は避けましょう。
 また、りんごを一緒に入れておくと、りんごが出すエチレンガスによって、じゃがいもの発芽が抑えられるそうです。

②湿気や乾燥に注意

 ジャガイモは湿気が多いと腐りやすくなります。また、乾燥しすぎると食味が落ちてしまいます。ちょうど良い湿度を保つために、ダンボールや麻袋、新聞紙などに包んで保存しましょう。

③風通しのいい場所

 湿気が多いと腐りやすくなります。風通しの良い場所で保存し、もし腐っているジャガイモがあったら直ぐに取り除きましょう。そのままにしていると、全てのじゃがいもにうつってしまいますのでご注意ください。

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