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冬場の寒さ対策について

2019年12月10日 更新

今年も残すところあと僅かとなりました。日に日に寒さも厳しくなり冬の深まりを感じるようになりました。厳しい寒さが身にこたえるのは人間も野菜も一緒です。春の収穫を楽しみにひと手間かけてあげましょう。

1.畑の寒さ対策

 冬場の低温や凍結は作物の生育を妨げ、葉の黄化など、品質低下の原因になります。霜が降りるまでに防寒対策を行いましょう。

 手軽な対策としては、稲わらやもみ殻を使ったマルチがあります。土壌の保温効果と乾燥防止に効果的です。また、野菜の寒さ対策には「被覆資材」の利用が効果的です。被覆資材には霜よけ、虫鳥害防除、発芽促進など様々な効果があります。有効に活用し、冬野菜を健全に育てましょう。

2.被覆資材の種類

・被覆資材の種類と特徴

 被覆資材には次のような種類や特徴があります。(表)

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 冬~春にかけて使用できるのはべたがけシートです。適度な保温性と通気性で冬の防霜効果が高く、透光性も高いので生育を良好に保ちます。春には植付け時期を早めたり、虫よけとしても有効です。

 寒冷紗は、冬の防霜対策と夏の高温や、強い日差しを防ぐ効果を併せ持っています。防虫防鳥としても年間を通じて使用出来ます。それぞれに特徴があるので、用途に合ったものを選びましょう。

・被覆資材のかけ方

《べたがけ》

 支柱を使わず、野菜を直接被覆する方法で、べたがけシートを使用します。軽くて柔らかいので、野菜に負担をかけたり引っかかることがありません。シートの端は土に埋めたり、留め具を使って固定しましょう。(端は二重にすると破れにくいです)

 資材も要らず手軽ですが、風などで野菜が擦れる、保温性がやや劣るなどの難点もあります。ホウレンソウや小松菜などの寒さに強い野菜に適しています。

《トンネルがけ》

 支柱を使い、トンネル状に被覆する方法です。べたがけシート、寒冷紗のどちらでも使用できます。べたがけに比べると保温性に優れ、雨風をしっかり防げますが、資材代や手間がかかります。

 適した野菜はエンドウやソラマメ、ニンジン、カブなどです。(図)

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 畝幅が広い場合は、トンネルがけ資材を横に複数並べて挿しこみ、その上から一緒に被覆する「うきがけ」という方法もあります。

野菜の管理

《土寄せ》

 ダイコンやハクサイなどは、株元を寒さから守るために土寄せを行います。また、ハクサイは外葉を縛っておくと、結球部分の防寒が出来ます。(図2)

《霜柱対策》

 霜に合うと土が浮くような感じになって根に害を及ぼし、野菜によっては枯れてしまうものがあります。株元に堆肥や稲わらを敷いておくと霜柱の害が軽減されます。

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