営農情報

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野菜の土づくりについて

2019年12月10日 更新

倉敷営農センター加計職員

 野菜は、土の中に根を張り、養分や水分等を吸収して、立派なものができます。
 野菜作りには、根が順調に生育できる土壌環境を整えることが一番です。
 基本的な三つの条件は次のとおりです。

  • ・野菜に適した適当な酸度の土であること。
  • ・根が伸びやすい硬さであること。
  • ・水はけが良いこと。

1.野菜に適した適当な酸度の土であること。

  • 土の酸度はペーハー(pH)で表していますが7を中性として、これより低いものを酸性、高いものをアルカリ性としています。

    野菜の多くはペーハー(pH)6から6.5の範囲でよく育ちます。土壌の酸度が強くなると、葉が黄変し葉先が枯れ、全体的に生育が悪くなります。

    日本の土壌は酸化しやすい傾向にあります。

    土壌が酸性化するとカルシウムやマグネシウムなどの欠乏が起こりやすくなります。

    この場合は、石灰資材を施肥します。(表1)

表1 作物別最適pH

2.根が伸びやすい硬さであること

  • 土が硬いと根が深く伸びることができなくなります。
    軟らかい土は、土の中に大きなすき間あり、団粒構造が発達しています。
    団粒構造を発達させるために土づくりの素材を施用します。
  • 団粒構造に保つには
表2 団粒構造・単粒構造

※団粒構造・単粒構造(表2)

3.水はけが良いこと

  • 雨が降った後、2日から3日しても土壌表面に水たまりがあると、根が呼吸できなくなるので、地表面の水を畑の外へ早急に出せるよう排水用の溝を掘っておきます。
    また、水につかった状態が続けば酸欠状態になって根が傷み、最悪の場合は枯死してしまうこともあります。そのため、水はけがよいことが重要です。

表2 団粒構造・単粒構造

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