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薬剤防除についての基礎知識

2014年7月10日 更新

作物を栽培する上で、農薬を使った病害虫の防除は大事な作業の一つです。農薬のことをよく知り、適切な使用を心がけましょう。

①農薬の分類

◇殺菌剤

予防剤(保護剤)…発病を防ぐ。

治療剤…発病した病斑に作用し病気が広がるのを防ぐ。

◇殺虫剤

浸透移行性…植物体に浸透し、作物を害虫が食害し体内に取り込むことで効果を現わす。

浸透しないもの…直接害虫に散布し害虫の表皮に付着することで効果を現わす。

◇除草剤

茎葉処理剤…生長した雑草に散布して枯らす。

土壌処理剤…雑草が芽を出さないうちに土壌表面に散布して、雑草を生長させない。

表 代表的な農薬の剤型

図

②上手な農薬の使い方

  • ラベルの表示をよく読んで、正しく使用する。
    希釈倍率、収穫前日数、総使用回数は遵守しましょう。
  • 殺菌剤は発病前の予防として、
    殺虫剤は害虫発生初期の被害拡大防止として、タイミングを逃さない。
    降雨が続くと病害が発生し易く、晴天続きは害虫が繁殖し易くなります。
  • 展着剤を使用する。
    水和剤は水に溶けにくい為、展着剤を使用しましょう。乳剤には基本展着剤は使用しません。(※イネやネギ等水を弾き易い作物については適宜使用。)
  • 農薬を混用する際は、水に溶け易い順に加える。(展着剤>乳剤>水溶剤>水和剤)
    乳剤同士の混用、何種類もの混用は避けましょう。

③農薬使用時の注意点

  • 防除日誌を記帳しましょう。
  • 散布時は風のない早朝や夕方を選び、飛散防止に努めましょう。
  • 散布機具は使用後しっかり洗浄しましょう。
  • 農薬は専用の保管庫に入れ、必ず施錠し盗難・紛失を防止しましょう。
  • 不要になったり期限切れになった農薬は必ず処理業者等に依頼して破棄しましょう。

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