特産品
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連島ごぼう

西日本有数の産地となっており、品質面では全国トップクラスに位置し、「ミネラル栽培」の連島ごぼうとして中四国地域の市場に出荷しています。
土壌診断に基づく土づくりを十分に行い、土を活性化させることで、ごぼうのうまみ成分であるミネラル豊富な「連島ごぼう」は洗うと肌が白く、ごぼう特有のアクが少なく、肉質は柔らかで、甘みがあり、消費者から“とてもおいしいごぼう"として人気が高いのが特徴です。
品目名 | ごぼう |
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品種名 | 魁早生 |
主な栽培地区 | 連島 |
栽培面積 | 1400a |
年間出荷量 | 480t |
情報 | 中四国地方でNo.1 |
栽培の特徴 | 砂地であり、トレンチャーで耕耘するため長いごぼうが出来る。 肌が白く、やわらかいのが特徴 ごぼうの日を制定するなどして、PRをおこなっている。 |
ごぼうの栽培・出荷の風景

圃場を深耕している所です。ごぼうは地下深くまで伸びる為、「トレンチャー」という専用の機械で耕します。

ごぼうをシーダーテープで播種した後、芽が出てきたのが左の写真です。品種は「さきがけ日本一早生」が主です。

秋播き(10月頃播種)の場合、ごぼう(赤矢印)とホウレンソウを同じほ場で栽培し、限られた土地を効率的に使用しています。

寒い冬に栽培する場合は写真のようにビニールを張って栽培します。そうすれば、4月からごぼうを出荷することができるのです。

ごぼうが大きくなると水やりが大変です。そこで、ごぼうの株の上に散水管を通し、一気に灌水します。

大きくなったら、さぁ抜き取りです。連島は高梁川の河川地跡であり、細かい砂のおかげで意外と簡単に抜けます。

収穫したごぼうは各生産者の作業小屋に持ち帰り、葉やドロを落とします。

このように少し洗ってやると、きれいな肌をした洗いごぼうの完成です。「連島ごぼう」はアクが少なく大変やわらかくて美味しいごぼうです。

専用の袋に詰めて、等級別に選果した後、箱に詰めて出荷します。瀬戸内を始め、山陰、大阪方面へ出荷しています。


5年前に登場し、1月から3月に生産される、『新旬ごぼう』もやわらかくて美味しいですよ。